Hadama の 台所 in the UK

我が家の覚え書き

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5年ぶりの日本への帰省 2024年 春

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我が家の旅行の記録と備忘録です。

前回の日本への帰省は、2019年イースターホリデー。

その後、コロナによる規制、色々な影響による航空券の高騰、私たちが帰省したことで、万が一日本の家族がコロナ感染したら・・・と思ったり、なかなか日本に帰省する踏ん切りがつかないまま5年が経ちました。

日本への外国からの旅行者が増えたのを機に、ついに今年のイースターに我が家も日本への帰省を決めました。

今回は、実家に滞在したのは9泊、東京3泊だったので、本当にあっという間でした。

5年ぶりに会った日本の家族は、何も変わっていないようで、でもやっぱり年々歳はとっていて、5年間日本に帰れなかったのは、やっぱり大きかったなぁと思います。

子供も大きくなったので、おじいちゃんおばあちゃんと遊ぶのが楽しいという歳も超えてしまいました。コロナがなければ、日本の家族と楽しく過ごす子供時代の思い出がもっと持てたのにと思うと、本当に残念です。

我が家が日本へ帰省するときは、たいてい子供と私の二人で、夫は何年かに一度同行するといった感じです。母親と二人で出かけるのが楽しい年頃ではなくなってきているので、子供にとって日本帰省は以前ほどの楽しみなイベントでは無くなってきているのが本音かなと思います。とはいえ、日本にいる家族には会いたい気持ちはあるようなので、今後はどんな形で日本へ帰省するか、ちょっと考えているところです。

 

航空券と飛行機の感想

今回初めて、中国の航空会社を利用しました。理由は、安かったから。トランジットで時間が取られるので、その分日本での滞在期間は短くなってしまいますが、安いのはやっぱり魅力的。

子供の学校の休みに合わせての帰省なので、それ以外の時期に比べて航空券は割高です。日程を1〜2日ずらすだけでお値段が結構違っていたので、日本滞在は短くなってしまいますが、極力航空券を安く買える日を選んで購入しました。

今回の航空券の購入は、オンラインの代理店を利用。これまで、航空会社から直接購入、オンラインの代理店からの購入どちらもしてきましたが、大きなトラブルに合ったことはありませんでした。しかしながら、今回は小さなトラブルがありました。

 

飛行機のこと

今回利用した航空会社は、Air China(中国国際航空)と China Eastern(中国東方航空)。行きと帰りで違う航空会社なのは、旅行代理店を利用しての航空券購入だったからです。航空券代は、二人分で約£1600。この時期の他の航空会社に比べるととってもお値打ちでした。

旅程は、

  • 往路(China Eastern) ロンドンヒースロー → 上海 → 札幌千歳

夜にロンドン出発、上海での乗り継ぎ16時間30分、札幌に向けて朝出発して昼到着。

 

  • 復路(Air China) 東京成田 → 上海 → ロンドンガトウィック

午後に東京出発、上海での乗り継ぎ7時間15分、ロンドンに向けて深夜に出発して朝到着。

(東京観光するために、北海道 → 東京の国内線チケットは別に購入し、復路は東京出発にしました。)

 

乗り継ぎ時間がかなり長いのですが、調べると中華系の航空会社は無料のホテルやラウンジの提供があるらしいと知り、航空会社にコンタクトを取りました。その結果、

  • China Eastern(中国東方航空現在は、そのサービスは行っていない。
  • Air China(中国国際航空空港により無料サービスの内容が異なる。ちなみに、今回乗り継ぎした上海の空港でのサービスは、無料のホテルはあるが無料のラウンジは無し。

 

往路は、無料サービスの無いChina Eastern(中国東方航空)だったので、空港直結のホテルに自費で宿泊しました。

泊まったホテルは、Da Zhong Airport Hotel。お値段 £65 / 1泊でした。

客室も清潔だし広くは無いけど狭くも無く、まぁまぁ。

 

Air China(中国国際航空)利用の復路は、乗り継ぎ7時間&深夜出発なので、ホテルに滞在するのは現実的ではなく、ラウンジで過ごしたかったのですが、上海の空港には無料ラウンジのサービスは無し。しょうがないので、空港の椅子で時間を潰しました。後になって調べてみると、深夜にチェックアウトをする形で無料ホテルを利用することもできたようです。次回同じ様な乗り継ぎをするなら、短時間でも利用してみたいと思います。

 

飛行機で提供されたお食事は、まぁまぁ。映画などは、イマイチ。トイレもそこそこキレイだったし、機内が特別騒がしいこともなく、CAさんのサービスも普通。座席はちょっと狭かったかな。大きな不満のないフライトで、乗り継ぎが長いことが問題にならないのなら、中華系の航空会社での日本帰省はあり!と思いました。

機内食はこんな感じ。
洋食のチョイスが少なかったので、
アジア系のご飯が苦手な方にはツラいかも。

 

今回あった航空券に関するちょっとしたトラブル。

これは、オンラインの旅行代理店を利用して航空券を購入したことで起こりました。

我が家は、航空会社直接か代理店か、値段とサービスを比較してその時々で良いと思える方で航空券を購入しています。

それで、今回は Booking.com を利用して購入していました。予約状況などもしっかりメールで届くし、全く問題なかったのですが、復路のフライトのチェックインの際に、ちょっと問題が起こりました。オンラインでのチェックインがなぜか不可になっていたので、当日カウンターでのチェックインをしたところ、子供の航空券に問題があり、このままでは手続きができないと言われました。その問題というのは、システム上の表示が「子供」となっているが、実際の年齢は子供料金が該当する年齢ではなく、大人料金を払わなければいけない年齢。もし、子供料金で航空券を購入しているのであれば、差額を支払わないと搭乗できないというもの。チェックインカウンターでは、実際に支払った額などが確認できないので、どのような料金形態のチケットを購入しているのか、「自分で」航空会社に連絡をして確認をしてくださいと電話番号を渡されました。航空会社って、それは今チェックインをしている航空会社のことですし、カウンターのスタッフから連絡して確認をとってもらえないのかお願いしたのですが、「お客様本人」が連絡する決まりなので、できませんと。仕方がないので、渡された番号に公衆電話から連絡したら、電話先の方からはチェックインカウンターのスタッフと直接話したいと言われ、子供に受話器を預けカウンターに走りました。カウンタースタッフにその旨話していたところ、状況を察したマネージャーらしき人が私と一緒に大急ぎで公衆電話まで来てくれ、電話先の方と話をし、最終的に問題は解決しました。

航空券代は12歳以上は大人料金となるため、Booking.com は大人料金で航空券を販売したにも関わらず、Booking.com から China Eastern(中国東方航空)に流した搭乗者情報の表示は「子供」としていた。ざっくり言うと、これがトラブルの原因だったようです。

(Booking.com のフライトの検索画面は、18歳以上が大人& 0~17歳は子どもに設定されています。私は、これが原因で「子供」と表示されたままの搭乗者情報が航空会社に流れているのでははないかと推測しています。)

今回のトラブル、ことなきを得たので良かったのですが、本当に冷や冷やしました。

出発前に空港でのんびりしようと、かなり早い時間にチェックインカウンターに行ったこと、日本の空港での出来事だったこと、公衆電話とはいえ私が電話する手段があったこと、対応してくれたチェックインカウンターのマネージャーが日本人かつとても親切な方であったこと、このどれか一つが欠けていたら最悪その日は飛行機に乗れなかったかもと思いました。これが、日本以外の国で起こっていたら、言葉もままならず、言われるがまま追加料金を払うことになったり、飛行機に乗れなかったり、途方に暮れて泣いていたかもと思います。

ちなみに、対応してくれたマネージャーの方に聞いたら、Booking.com 経由で予約された航空券では結構トラブルがあるらしく、今後はちょっと注意しようと思いました。

少し疑問なのは、同じ条件のはずなのに、ロンドンでチェックインした往路のチケットは特に問題がなかったこと。航空会社のシステムの違いなのかな??

この親切なマネージャーさん、お時間取らせましたのでと、「お席を少し前の方に変更して、お荷物はプライオリティにして早く出てくるようにしました」と嬉しいサービスをしてくださったのですが、実際飛行機に乗ってみると、ロンドン行きはめっちゃ後ろの席&荷物はほぼ最後に出てきました(笑)子供とワクワク期待してたのになー、残念!

 

滞在中のお出かけ

今回は、滞在期間が短かったこと、帰省できなかった5年間の間に溜まってしまった種々の手続きに時間を取られ、子供が楽しめるようなお出かけがあまりできませんでした。これまでの帰省の際には、地元の小学校に体験入学させてもらっていたし、おじいちゃんおばあちゃんと遊んでもらうのが楽しい年頃だったのですが、中学生となった今はそんな感じでもなく。私の実家で過ごすだけでは、ちょっと退屈&時間を持て余していたように思います。

結局、実家滞在中は、一緒に買い物に行ったり、車で行ける範囲でちょっと遊びに行ったくらい。そして、東京に行ってみたいと言う子供の希望があったので、ロンドン出発前に東京に3泊して東京観光を楽しみました。

 

札幌にある、クライミング施設へ行ってきました。

 

猫カフェ

 

池袋サンシャインシティプリンスホテルに1泊して、
池袋サンシャインシティ内にある、
ナンジャタウンプラネタリウムへ。

ナンジャタウンは、子供が想像していたのとちょっと違ったようで、思ったほど楽しめなかったようです。プラネタリウムは、寝転びながら見ることができる席を選択。リラックス〜。池袋サンシャインシティ内に何でも揃っているので、買い物や食事も楽しめました。

 

三鷹の森ジブリ美術館へ。
チケットの予約必須です。

 

本物の日本のカツカレー!

 

日本のコンビニは何でも美味しい〜。

 

日本での手続きとか色々

日本に出入国する際は、パスポートにスタンプを押してもらうことを強くおすすめします。後々、色々な手続きで必要になる場面が多いです。

 

失効してしまった運転免許の手続き

今までは有効期限が来る前に、前倒しで免許更新の手続きを行なっていました。前倒しで行う分、有効期限が若干短くはなりますが、遠く離れた免許センターに行くことなく警察署で手続きができるし、何より失効してから行う手続きの煩雑さがありません。ですが、今回は半年以上前に期限が切れてしまっていたので、久しぶり(2回目かな?)に、「海外滞在中に日本の免許証の有効期限が切れた方」の手続きをしてきました。

この手続きを行える条件は、「免許が失効してから3年以内、一時帰国後1ヶ月以内に手続きを行うこと」です。

持参する書類などは、

  • 免許証
  • パスポート(出入国の証印が押印されているもの)
  • 住民票(住民票がない場合:戸籍謄本又は戸籍抄本、滞在証明&滞在先世帯主の住民票)

私は、住民票がないので、戸籍謄本と滞在証明を準備しました。滞在証明は、滞在している実家の住所&家族に記載してもらったので、実家の世帯主の住民票も必要となります。実家などに滞在していない場合、滞在しているホテルなどでも良いようです。その場合、滞在先世帯主の住民票は不要となるようです。

滞在証明はホームページにあった雛形(https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/guide/menkyo/taizai.pdf)を利用して作成しました

ちなみに、免許証に記載される住所は、提出した住民票 or 滞在証明に書かれている住所となるようです。滞在証明を提出した場合、住所の末尾に〇〇方が付きます。私の場合は、実家の住所+家族の名前方という住所になりました。(例:札幌市1条1丁目 山田太郎方)

それぞれのケースによって異なるので、該当のホームページの熟読に加えて、可能であれば、該当の免許センターに電話してみると良いと思います。私は電話をして、必要書類などの確認ができたほか、訪問日時についてアドバイスもいただきました。

 

新しい免許を交付された後の注意点をいくつか。

  • 今回の免許は、「新規に取得した免許証」と言う扱いになるので、1年間は初心者マークを提示して運転する
  • 失効した免許証がゴールドの場合、引き続きそのステータスは維持できる。
  • 失効した免許証は返してもらえない。(記念&備忘録として、事前に写真をとっておくと良いと思います。)

 

詳しいことは、こちらが参考になります。

www.npa.go.jp

 

都道府県によっても詳細が多少異なるので、該当の都道府県の運転免許センターの情報を確認した方が良いようです。私が利用した北海道に関する情報はこちらです。

www.police.pref.hokkaido.lg.jp

 

メガネを作る

日常生活に支障はないのですが、夜間運転するときに見えにくくなってきたので、日本でメガネを作りました。イギリスでメガネを作るよりはるかに安いしあっという間に作ってもらえるので、本当に助かります。

免許の更新の際の視力検査もちょっと気がかりだったのですが、こちらはメガネなしでパスできました。

 

使っていない銀行やクレジットカードのキャンセル

私自身も色んなことを管理するのが大変に感じるようになってきたし、実家の家族にお願いするのも負担が大きくなっているように感じるので、不要なものは全てキャンセル&処分しました。ずっと頭の隅で気になっていたので、手続き出来てスッキリしました。

 

病院受診

ちょっと気がかりだった体調不良について、日本で受診してきました。信頼できる病院&専門医を受診して、安心することができました。健康保険証はないので、全額自己負担での受診でしたが、お支払いしたのは5千円ほどです。イギリスでも同じ症状で、GPを通して専門医にリファーされているのですが、1年近く経った今も何の音沙汰もないのです。ほんと日本の医療はありがたい。

 

イギリス出発に向けて荷物の準備

今回は、実家から直接イギリスへ向けて出発ではなく、東京に3泊滞在してからイギリスへ向かうことにしていたので、東京滞在に不必要な荷物(イギリスで使うために買ったものなど)を最後に泊まる空港近くのホテルへ送ることにしました。少ない荷物で都内の観光&移動ができたのでとっても楽でした。クロネコヤマトを利用したのですが、色んな割引を駆使して割とお安く送ることができました。

 

免税で買い物

お留守番の夫へのお土産として、夫からのリクエストのカメラレンズを免税で購入しました。元々日本での価格の方が安かったのに加えて、免税での購入&免税ショッピングの際に使えるクーポンを見つけて利用したので、夫によるとあり得ないほどお得だったそうです。ちなみにビックカメラで購入。オンラインで、事前に該当商品の取り置きもすることができて、買い物も免税の手続きもスムーズでした。

使ったクーポン

 

そのほかのスーパーでの細々としたものの買い物や、オンラインで注文したものなどは普通に購入していたのですが、ユニクロで結構な量(主に子供用の服)を購入したので、そこでも免税手続きをしました。

免税に必要なものは、

  • パスポート(出入国の証印が押印されているもの)
  • 戸籍の附票の写し(役所で発行してもらいます)

今回初めて免税で買い物したのですが、大きな買い物をする場合はかなりお得だなと思いました。手続き自体は簡単なので、今後も大きな買い物をするときは利用してみようと思います。

 

免税購入に関する情報

www.mlit.go.jp

 

免税購入時に使えるクーポンなど

www.taxfreeshops.jp

 

ショッピングとパッキング

ショッピングに関しては、妹のありがたいサポートがあって、事前にショッピングリストを送ると、ネットや時には買い物に出向いて購入しておいてくれます。日本滞在中の貴重な時間をショッピングに費やさなくて良いのは、本当にありがたいし、クーポンとかセールとかを駆使して購入してくれるので、ずいぶん節約にもなっています。

最近は、なるべくイギリスにあるもので生活するように心がけているものの、日本に帰るとなるとやっぱり色々欲しくなってしまい、最終的にスーツケースがパンパン&預け荷物の重量が制限ギリギリになってしまいます。そんなんで、最後のパッキングには結構な時間が取られてしまい、日本滞在の最後の日を家族とゆっくり過ごすことができなかったりするのです・・・。今回は、5年ぶりでどうしても荷物が大きくなってしまいましたが、これからは日本でゆっくり過ごすことをもっと優先していきたいなと思います。