Hadama の 台所 in the UK

我が家の覚え書き

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スコットランド旅行 2024年 夏

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2024年の夏休みは、車でスコットランドへ行ってきました。

長距離ドライブになるので、途中の街で観光&宿泊しながらの5泊6日のホリデーということだけを決めて、あとは道中適当に決める行き当たりばったりの旅です。

 

一日目

朝10時出発。一日目は、我が家から車で4時間ほどの Leeds のホテルに宿泊予定。初日運転担当の夫の提案で、通り道にある Newark-on-Trent と言う街でランチ&散策をしました。

マーケットが開催されていました。
通りを入ったところに、素敵な建物のカフェが。
残念ながらしばらく前に閉店されたようでした。

 

グーグルで割とレビューが良かったパスタ店でランチ。
きのこのクリームソースパスタ
サーモンのクリームパスタ
シーザーサラダ
お味は、期待してたのとはちょっと違っていたかな。

 

ランチの後は、Leeds に向けて出発。Leeds での観光は予定していなかったので、モーターウェイのサービスエリアにある、Ramada Hotel に宿泊。

お値段相当のシンプルなホテルでしたが、
ベッドの寝心地も悪くないし、なかなか良い選択でした。

 

ホテルの裏にあった公園を散歩して、ホテルと同じくサービスエリア内にあるレストランで夕食。

子供の希望で Nando’s へ。

 

このサービスエリア内には、イギリスでお馴染みのチェーン店がいっぱい入っていて、何と我が家の大好きな「Too Good To Go」の選択肢が多数。

翌日の朝ごはん&ランチ用にいくつかゲット。

 

二日目

予定は未定で出発したホリデーですが、とりあえず1泊目&2泊目のホテルだけは事前に予約済みで、2泊目は海に近い Alnwick と言う街のホテルを予約してありました。

Alnwick に向けて出発する前に地図を見て途中で楽しめそうなところを探し、National Museum of the Royal Navy へ行くことに決定。

入場料が結構しましたが(大人2人と子供1人で £31)、見どころがたくさんあって楽しめました。(チケットは12ヶ月有効で、有効期間は何度でも入ることができるようです)

船の中の見学ができます。
中に入ってみると、天井は低いのですが、
想像以上に広くて驚きました。

 

古い港町が再現されています。



小さな子供も楽しめそうです。

 

National Museum of the Royal Navy から、車で10分くらいのところに、The Heugh Battery Museum というのがあったので、そちらも行ってみました。こちらは、入場料はドネーションとなっています。

施設内では、ボランティアの方が色々説明してくださり、夫と子供は興味深い話が聞けたようです。私は、岬からの景色を楽しんだり、施設内の散歩を楽しみました。

岬にあるので景色が最高。

 

その後は、ホテルへ向かうことにして、途中でガソリン補給に Costco へ。日曜日だったせいもあり、ホテル近くに良さげなレストランが無さそうだったので、夕食も Costco で調達することにしました。

ホテルに着いて一休みの後は、ホテルの方におすすめされた Alnmouth Beach へ。

遠浅の砂浜で、とても綺麗なビーチ。
裸足で歩くのがとても気持ちよかったです。

 

ビーチでコストコご飯(笑)

 

泊まったホテルは、雰囲気がとても素敵なホテルでした。お部屋に置かれていたパンフレットをみると、ボロボロだった農場をオーナーたちが手を加えて現在の形にしたようです。

泊まった部屋と朝食をいただいたダイニングルーム

 

中庭も素敵です。
アンティークなものがたくさん。

 

三日目

三日目の予定は、Edinburgh 観光をした後、Aberdeen に宿泊。

実は、今回のホリデーの一番の目的は、我が家のお気に入りのアイスクリーム「MACKIE'S」の直営カフェに行くこと。唯一の直営カフェがあるのが Aberdeen なので、他には何の計画もないまま、とりあえずAberdeen に2泊することに決めていました。

ホテルは事前に決めていなかったので、前の晩にネットで予約。本当は、2泊同じところで、できればホテルではなく台所付きの家に泊まりたかったのですが、希望に合うところが見つからず、1泊目はプールのあるホテルでジャグジー&サウナでリラックス、2泊目は2ベッドルームの家に泊まることにしました。

 

まずは Edinburgh へ。夏のこの時期、Edinburgh では Edinburgh Festival が開催されていて、めちゃくちゃ混んでいます。ということをあまり考えずに、とりあえず行ってみたら、やっぱりすごい人混みでした。人でいっぱいの Royal Mile を少し歩いた後は、人の少ない方に移動して、いくつか博物館に入ったり景色を楽しみました。Edinburgh には長居せずに Aberdeen へ向かったのですが、エディンバラ・フェスティバル・フリンジ には日本人も参加していたのを後で知り、この機会に観てくればよかったなとちょっと後悔。行き当たりばったりだと、リサーチ不足でこんな風に後悔することも起こってしまいますね・・・。

エディンバラ城とミリタリータトゥの会場


Edinburgh では、Googleマップで目にとまった博物館に行ってみました。どれも入場料は基本無料で、ドネーションとなっています。人でいっぱいのロイヤルマイルから徒歩2〜3分なのに、ほとんど人が居らずゆっくり見て回ることができました。

子供史博物館 Museum of Childhood
過去から現在までの子供の
おもちゃなどが展示されています。

 

The People's Story Museum
昔の生活を再現した様子などが展示されています。

 

エディンバラ博物館 Museum of Edinburgh
エディンバラの歴史にまつわるものや
美術品が展示されています。
かなり広くて展示品も多いので、
興味のある方にとっては見応えがあると思います。

 

Calton Hill
街からすぐの所にあり、歩いて登れます。
ここからの景色が最高です。

 

歩いていて何となく目についたファッジ屋さん。美味しそうだったのでいくつか購入しました。なかなかのお値段でしたが、今まで食べたファッジの中でダントツで美味しかったです。

The Fudge House of Edinburgh
オンラインでも購入できるようです。


エディンバラ観光を楽しんだ後は、Aberdeen へ向かいます。

ホテルに行くよりも前に、まずは今回のホリデーの目的地「MACKIE'S」の直営カフェへ。

目的達成!
それぞれ2スクープずつオーダー。
お味は、普通に美味しい(笑)

 

ホテルに到着。ホテルのレストランで夕食をとることにして、後はプールとジャグジー、サウナでリラックス。

このホテルが、今回のホリデーで一番居心地がよかった。

 

ホテルのレストランで夕食。
夫と子供はバーガー。とても美味しかったそうです。
私は特に心惹かれるものもなく、パニーニにしました。

 

朝食は、よくあるイングリッシュブレックファストのバッフェ。
2日続けて同じような朝食で、ちょっと飽き気味です。
可もなし不可もなしでしたが、
チョコレートのデニッシュがとっても美味しかったです。

 

四日目

ノープランの Aberdeen 滞在。またGoogleマップに頼り、子供が興味を示した Aberdeen Science Centre へ。入場料は、親子3人約 £30。ここの入場料を考えると、ロンドンの多くの博物館や美術館が無料なのは、本当にすごいことだなと思います。

ロンドンの Science Museum に比べると規模は小さいですが、
こじんまりとしている分ゆっくり見て回れるし、
人もまばらなのが疲れなくて良い感じ。



街をぶらぶらしながら、ランチとか。我が家の近くにはマックみたいなファーストフード店がないので、たまのこういう機会があるとマックをせがまれます(笑)

2度目の「MACKIE'S」直営カフェと
子供希望のマック。

 

街ブラしてて通りかかったギャラリーに入りました。

 

街ブラの後は、この日の宿泊場所にチェックイン。その後、オーナーさんからおすすめされた場所に行ってきました。

アバディーン大学。
イギリスはどの建物も歴史があって美しい。

 

運が良ければイルカが見えると言われた岬。
30分くらい滞在してみましたが、イルカは現れず。
結構人がいて、イルカが現れるのを待っているようでした。

 

宿に戻る前に3度目の「MACKIE'S」直営カフェ。
本当は、アイスはもうお腹いっぱい(笑)

 

この日泊まったのは2ベットのおうち。前日使った水着やたまってきた汚れ物を洗濯しながら、ボードゲームしたり翌日の予定を立てたり。

夕食は、家で食べたいということで、
スーパーで野菜とか簡単に食べられるものを調達。
スコットランドといえばの Irn Blue(アイアンブルー)も購入。

 

五日目

Aberdeen を発ち、自宅方面へ向かいます。この日は、Newcastle upon Tyne に宿泊することに決めたので、途中 St Andrew に寄り道することにしました。

St Andrew Cathedral
敷地内に入るには入場料がかかります。
外側から見るだけで、我が家は満足(笑)

 

St Andrew 大学の一部らしい博物館。
子供が Googleマップで見つけたので入ってみました。

 

メインの通りから横道に入った、
雰囲気の良さげなカフェに入ってみました。
お茶は美味しかったのですが、
スコーンが見た目の華やかさに反して、
ガッカリなお味。

 

St Andrew を出て Newcastle upon Tyne へ移動。トイレと買い物のためにスコットランドイングランドの境目あたりのスーパーに寄りました。

見つけちゃった😂
我が家近郊のスーパーでは、売っていないフレーバー入り。
この旅最後の MACKIE'S


この後は、ひたすら運転してホテル到着。

この日のホテル、お部屋が広くていい感じ。部屋の中にある2つのドア、右側のドアはバスルームということを確認し、左側のドア何かな〜と開けてみました。もう一つお部屋があったりしたらゴージャスだなーなんて思いながら開けたら、本当にもう一つお部屋が!でも、お部屋にスーツケースがある&洗面道具も広げられてる。一瞬思考が「?」ってなった後、隣は別な人が泊まっているお部屋だと理解しました。フロントに言いに行ったら、「部屋を準備した人が鍵をかけ忘れてた、ごめんなさい」って、お互いが行き来できない様に鍵をかけてくれて終了。多分このお部屋、普段は2つの独立した部屋として活用し、大人数のグループが泊まる時とかに、二つの部屋を中で行き来できるようにしているんだと思います。しかしながら、このドアの鍵のかけ忘れ、最初に気づいたからよかったけど、部屋でくつろいでいる時に突然ドアが開いて知らない人が出てきたらビックリどころじゃなかったな。そして、私が開けた時も、向こうのお部屋に人がいなくて良かった・・・。

最後の夜はホテルのジャクジーとサウナを堪能。
そして、せっかくだからと朝にも堪能(笑)


夕食はホテルのレストランで。メニューに「カルツォーネ」って書いてあるのに、私の頭の中でなぜか「リゾット」に変換されてて、料理が運ばれてきてビックリ&ガッカリ。ピザとか食べたくなくて、お米を頼んだはずなのに😭 私がカルツォーネ好きじゃないの知っているのに、なんで指摘してくれなかったんだーと夫に八つ当たり。もう、ホリデー後半で疲れが・・・。

お味の方は、ピザもカルツォーネ美味しかったのですが。
食べたいのは、こういうものじゃないの〜。
コンビニのおにぎりとかが欲しい。
こういう時に、イギリス暮らしがツラくなる。

 

六日目(最終日)

疲れも溜まってきたので、そのまま真っ直ぐ家に帰ろうとも思ったのですが、途中にある Harrogate に寄ることにして、ホテルを出発。

Newcastle upon Tyne では、ホテルに泊まっただけでどこにも行っていなかったのですが、出発前にホテルの方に勧められたので、Angel of the north に立ち寄ってみました。

大きい〜!
あまりの大きさに、人がちっちゃく見えます。

 

Harrogate に向かう道中に、 Harrogate でどこに行くか検索。とはいえあまり時間もないし、素敵な街並みを散策して、どこか良さげなカフェでサクッとランチを食べて、有名らしいトフィーを買って、あとは家に向かうことに。

Harrogate に着いて街を歩き始めたら、有名なカフェ Bettys に並んでいる人たち発見。カフェ横のお菓子売り場だけでも見てみようとのぞきに行くと、店員さんが15分くらいでカフェにに入れますよ〜と。今からランチする場所を探すのも15分並ぶのも変わらないので、Bettys でランチに決定。それで並んでいたら、子供が何だかんだと文句を言い出し、かといって他に行きたいとこがあるわけでもなく。移動の長いホリデーでお互い疲れていたのもありますが、最終日にしてなんかもう皆が嫌な気分に・・・。私にしてみれば、旅行中ずっと自分の食べたくもない食事ばかりで我慢していて、最後にちょっとワクワクして並んでいたのに、気分が台無し。そんな状況で食べた Bettys のランチはこちらです(笑)

私と夫はアフタヌーンティー
お味の方は、期待してたほどではなく至って普通。
アフタヌーンティーよりも、単品のケーキとか
サンドイッチの方が美味しそうに見えました。

 

子供はサンドイッチ。

 

食事の後は、FARRAHS HARROGATE TOFFE を買って、家路につきました。

エディンバラで買ったファッジが美味しすぎて、
こちらのトフィーは誰も手を出さない😅

 

ホリデーの感想とか

今回の行き当たりばったりホリデーをやってみて、私には行き当たりばったりの旅を楽しむより、事前にリサーチして旅程をある程度決めていく旅行の方が性に合うのだと悟りました。やっぱり旅行中に検索する時間が無駄だし、行きたいと思ったところにすんなり行けなかったり、ストレスを感じることの方が多かったです。

せっかくどこかに行くのなら、そこにしかないものを見たり食べたり訪ねたりしたいと思うので、下調べせずに出かけて帰ってきてから「見逃した〜」って後悔すると、せっかくの旅行の思い出にケチがついてしまった気がしちゃうし。

旅先でただのんびりするのも良いのだけど、それだったら素敵なホテルでそれなりのサービスを受けて、美味しいものが食べたい。そうじゃないなら、わざわざ時間と手間とお金をかけて遠く行くより、家でのんびりしていたいのが本音です。

実は、夫も子供もホリデーにはあまり興味が無くて、特に子供は時々車酔いするので、「長い時間車に乗るのは苦痛だし、電車や飛行機の移動も好きじゃないし、旅先で色々見て回ることにも興味がないし、強いていうならば何かしらのアクティビティーがあればそこそこ楽しめる」といった感じだそうです。

そして私も、旅行に関しては若い頃に行きたい所は行き尽くしたので、特に行きたいところもないのが正直なところ。イギリス国内旅行では、「その土地の美味しいものを食べる」っていう旅行の楽しみを堪能することができないし、日本以外の国で外食が続くのはかなり疲れます。

家族で楽しく過ごすためにホリデーに行きたいなぁと思うのですが、子供はそんなに楽しんでいる様子もないし、誰も喜んでいないなら、高いお金を使ってホリデーに行く意味って・・・?って感じになっています。何なら、旅先でお互い疲れてきて不機嫌になり、喧嘩や言い合いが勃発するし😮‍💨

とはいえ、子供も含めた家族旅行ができる期間は、この先そんなに長くはないだろうし、大人になって振り返ったときには良い思い出になっているかなと思ったり。

日本への帰省は別として、それ以外のホリデーに関しては、行くにしても行かないにしても、もう夫と子供の二人で決めて欲しいなぁというのが、今回のホリデーを終えての私の総括です(笑)