今年の夏は長期の休みが取れなかったので、Hastings へ一泊二日の小旅行。
ロンドン在住の親戚の子 L ちゃん(正確には私の友達の子なのですが、もうほぼ親戚の子 笑)も誘って4人で行って来ました。
我が家を出発して、ロンドンで L ちゃんをピックアップ。初めてロンドンの街の中を運転して緊張〜。制限速度が時速20マイル(30kmくらい)で、スピード違反取締のカメラが至る所にあるし、普段運転しているところとは勝手が違って目的地に着く前に疲労困憊です。
最初の目的地 Battle Abbey
ヘイスティングズの戦いの場であるこちらは、 English Heritage が管理していて入場料がかかります。
歴史に疎い私は何となく見て回っただけですが、ここはイギリスの歴史上とても重要な場所です。
壁にクィーンとキングの絵が飾られているような、地元の人で賑わっているカフェ。
ほぼ全てのものがホームメイドで、とても美味しかったです。
私は、甘くないスコーンのセット(写真左)を食べたのですが、今まで食べたスコーンの中で一番!のお味でした。口の中がパサパサになるような感じではなく、ふんわりしているのにスコーンらしさはしっかりある絶品。あー、レシピを教えてもらいたい!
真ん中の写真は、ソーセージロールのセット。こちらもとても美味しくて、特にパイ生地がしっかりしているのにサクサクで、どうやったらこんな風になるのか・・・。
ケーキは、典型的なイギリスのケーキで、どっしり&激甘です。
お値段も良心的。家の近くにあったら通いたくなるようなカフェでした。
Hastings のホテルへ
直前に決めた旅行なので、レビューが良くてお値段手頃なホテルは空きがなく、そんな中でまぁまぁ良さげだったビーチ前に立つホテル。
写真で見ると素敵な感じですが、建物が古いせいか中は笑っちゃうような所が結構いっぱいありました。
2部屋とったのですが、部屋には寝室の他にリビングスペースがあったので、寝るまでの時間は1つの部屋に4人で集まって、トランプの大富豪で盛り上がりました。
夫は左利きなのですが、左利きだと手札のトランプを広げた時に数字が見えないということを、私はこの日初めて知りました。
普段は、割と上手に両手を使ってあまり不自由を感じていない夫ですが、トランプは上手く広げられないようで、自分が「貧民」になるのはそのせいだと言い訳していました(笑)
右利きが基本の世の中には、左利きの人が不便に感じることがたくさんあるんですね。
食事とか観光とか
今回は現地での予定をあまり決めずに行った旅行だったので、着いた日は雨も降っていたし街をちょっとブラブラして目についたレストランで夕食。
ここの食事が大ハズレ。お値段も結構していたし、トリップアドバイザーの評価も良かったのですが、オーダーした全てのものが全くもって美味しくなく、ほんとにガッカリな夕食になってしまいました。
街も何だか観光って感じじゃないなと思っていたら、観光&街歩きを楽しめるのは東側にある「オールドタウン」ということに翌日気がつきました。
オールドタウンには可愛らしいお店やカフェなどがあって、Brighton に少し似た雰囲気です。
2日目の昼食は絶対に美味しいものを食べたい!と、しっかり調べて予約しました。
スマホで L ちゃんがサクッと予約してくれたのですが、予約時間にレストランに行くと「うーん、その名前で予約は入ってないわねー」と。レストランの方が調べてくれたところ、L ちゃん全然違う日に予約を入れとりました😂
L ちゃんが賢くしっかりした大人に成長した姿を見ると嬉しい反面、ほんとに産まれた時からずーっと知っている身としては、ちょっと寂しくもあったり。
まだまだ子供っぽいところやおっちょこちょいな面も垣間見れて、おばちゃんちょっと嬉しいワ。
食事の方は、対応してくれたレストランの方がとても親切で、何とか席を作ってくれました。その後すぐに満席になっていたので、どうやら予約必須の人気レストランだったようです。
食べたのはこちら。
イギリスで外食すると、料理のクオリティーと値段のバランスが合っていず、モヤッとすることも多いのですが、こちらで食べたものは大満足でした。
デザートはそれ程惹かれなかったので、街の中にあったアイスクリーム屋さんへ。
急勾配の崖を昇っていく電車に乗って丘の上へ
West Hill Railway と East Hill Railway の2箇所あります。私たちが行った時は West Hill のみ運行していました。
Cliff Railways - West Hill - Visit 1066 Country
丘の上には、電車を利用せずに車や徒歩で行くこともできるようです。
West Hill の丘上にいくつか見所があって、私たちは「Smugglers Adventure」に行ってみました。
昔々、密輸業者たちが使っていた洞窟の博物館。なかなか見応えがありました。
短い旅行ではありましたが、美味しいものも食べられたし、大満足の小旅行となりました。
L ちゃんがいたおかげで、子供もいつも以上に楽しい旅行だったようです。