私がこれまで試してきたお米の感想など、記しておこうと思います。
以前は、日本米を買うのは日系や中華系のお店でという感じでしたが、最近は大きなスーパーでイタリア産の日本米を購入できるようになりました。
「Sushi Rice」という名前で売られているものは、日本で食べるお米と比べると味や粘りは落ちますが、日本米として食べられます。
日系のお店で売られている日本からの輸入米
お水が違うので日本でいただくのと同じとはいきませんが、日本からの輸入米はやはり美味しいと思います。
銘柄にもよりますが、£7〜10/ kg とかなりのお値段なので、我が家としては「もう少し安くてそこそこ美味しいお米」が欲しいところです。
セールの時には、イタリア産日本米と大差ない値段で売られていることもあります。
日系や中国・韓国系のお店で売られている大袋のイタリア産日本米(みのり、ゆめにしき、はるか、Yutaka、錦 など)
10kgや20kgの大袋のお米の方が割安(£2〜5/ kg)なので、日系のお店や近場の中華系スーパーで何度も購入していますが、同じ銘柄のお米でも美味しい時とそうじゃない時の当たり外れがとても大きいです。
同じお店から同じ銘柄のお米を購入しているのにも関わらず、その時によって美味しかったり美味しくなかったりということが、お米の値段に関わらず何度もありました。
美味しくないお米に当たると、粘りがなくおにぎりや海苔巻きが上手くいかなかったり、炊き立てはまぁまぁでも冷めると粉っぽくなりモチモチ感が無くなってしまったりといった感じです。
これまでの経験から、美味しいお米に当たったときは新米で、美味しくなかったお米は古米だったのではないかと思っています。
イギリスでは、日本のようなお米に対するこだわりがないので、賞味期限内であれば新米かどうかはあまり気にされていないように思います。そして、お米の保管も恐らくそれほど気を使われてないと思うので、お米の劣化も大きのではないかと思います。新米を買おうにも、パッケージには「〇〇年産 新米」などとはほとんど表示されていないので、新米を選んで購入するのは難しいです。
日系のお店では明記してくれていることもあるので、確実に新米を購入するのなら、そいう物を探すのが良いと思います。私は、「秋に買うお米は新米の可能性が高いかも」という勘にかけて、大袋は秋以降に買うようにしています。が、ハズレの時もあります。
残念ながら美味しくないお米に当たってしまった時は、少しマシになるので、日本で購入した精米機で軽く精米し直してから食べています。
スーパーで売られている少量ずつパックになっているイタリア産の日本米
大きなスーパーのお米コーナーで、500g や1kg 入りのイタリア産の日本米が売られています。そのほか、アジア食品のコーナーに数種類の日本米が置かれていることもあります。お値段は、£4〜5/ kg 。
色々試した結果、500g〜1kg ずつ真空パックになっているイタリア産の日本米が、一番良いような気がしています。
普通のパッケージの物は、何度か食べてみてイマイチなことが多かったですが、真空パックの物は新鮮さが保たれているのか、ほとんどの物はいつ購入しても安定して美味しいです。
美味しくない銘柄にあったても、小袋なのでダメージが少なくて済むし、手軽に近場のスーパーで購入できるのも助かります。
というわけで、最近は Ocado で売られている真空パックの「はるか1kg」か「Riso Toro Sushi Rice1kg」がお気に入りで、安売りの時にまとめ買いしています。(定価で £4〜5/ kg)
「はるか」は、10kg 袋の物も食べたことがあるのですが、真空パック1kg の方が断然美味しいです。
Short Grain Brown Rice を自宅で精米
「Buy Wholefoods Online」で売られている、Organic Short Grain Brown Rice を時々自宅で精米して食べています。(家庭用精米機は日本で購入しました)
イタリア産のオーガニックで、お値段は £3〜4/ kgです。
精米後のお味は、「粘りは物足りないけどまぁまぁ」といった感じです。我が家では、玄米として食べたり、5分づき7分づきにして食べることが多いです。
その他
最近行ったアジアショップで、「Sushi Rice」が安かったので買ってみたのですが、炊き上がりの香りが洗剤のようなプラスチックのような匂いで、食べずに捨ててしまいました。(お米の産地はイタリアではなく、アジア産のものでした。)食べるのを躊躇してしまうようなお米にあたったのは私も初めてでしたが、このようなこともあるので、初めて試すときは1kgくらいの小袋にするのが無難だと思います。