イギリスの国民食とも言える「マーマイト」ですが、イギリス国民の中でも好き嫌いの分かれる食品です。
トーストに塗って食べるのが定番で、我が家では料理の隠し味にも使います。
好きな人にとってはたまらなく好きなものなのか、マーマイト味のクリスプスとかマーマイト味のチーズなど、マーマイト味の色んな商品が売られています。
イギリスの食事に馴染みのない方には「マーマイトって何?」だと思うので、こちらのウィキペディアをどうぞ!
我が家では、日本人の私がこのマーマイトが大好きなのに対して、イギリス人の夫は嫌いだと言って今まで食べることがなかったのですが、なんと40代にして最近急にマーマイトの魅力にハマりました。
一体何が起きたのか???
たくさん使うものではないので、今までは私専用に一番小さな瓶を買っていたのですが、夫も食べるようになったので、先日もう一回り大きなものを購入しました。
ちなみに、トーストに塗るときは、バターを塗った後にほんのちょっぴりだけ塗ること。
チョコレートスプレッドを塗る時みたいな量を塗ってはいけません!
そんなに塗ると、しょっぱくて食べられません。
ウィキペディアの中のトーストの写真、あれは塗りすぎです。
初めて食べる人が、これを真似て塗ると、「うわ、まずい!」になると思います。
しょっぱくてちょっと苦い、何とも形容し難いクセのある味ですが、ハマると「バター&マーマイト」のトーストに取り憑かれますよ〜。
ところで、イギリスでは朝食に「マーマレードトースト」を食べる方が多いです。
「マーマレード」と「マーマイト」、私にとっては何となく語感が似ていて、耳では「マーマレードトースト」と聞こえているのに、なぜか頭の中では「マーマイトトースト」に変換されてしまいがちなんです、、、。
以前の職場で食事の準備をすることがあったのですが、「マーマレードトースト」を頼まれたのに、間違って「マーマイトトースト」を持って行ってしまい、「マーマイトは嫌い」とめちゃくちゃ嫌な顔をされたことがあります(笑)