Hadama の 台所 in the UK

我が家の覚え書き

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

ワイト島 Isle of Wight 旅行 2023 イースター

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

イースターホリデー中にどこかお出かけしたいなと思いつつ、直前まで何の予定も立てていなかった我が家。

2時間以内のドライブで行ける所を探した結果、急遽「ワイト島 Isle of Wight」に行くことにしました。

自宅からフェリーポートまでの距離は車で1時間半ちょっと。プラス、フェリーに乗っている時間が1時間。

ja.wikipedia.org

泊まる場所は、ホテルじゃなくてちょっと面白い経験のできそうなところを Airbnb で探しました。

私も夫もアウトドアは苦手なので、キャンプは無理。だけど、ちょっとだけ自然体験もしたいということで、山小屋風の宿を予約しました。

 

 

1日目

11時出発の計画だったので、パッキングしながら家の掃除。

旅行から帰った時に家の中が散らかっていると、テンションがめちゃくちゃ下がるので、私は旅行前にほぼ必ず掃除します。そして、それに付き合わされる家族(笑)

2泊3日の国内旅行なので、パッキングは適当。風呂敷に衣類を包むだけ、洗面道具はビニール袋に入れるだけ、旅行鞄の代わりに買い物用のエコバッグに荷物を詰めて、車に積み込みます。

 

さて、出発。まずは、 Southampton を目指します。

ナビをセットしたら、道が混んでいるようで到着まで2時間半かかる模様。

当初の予定は、フェリーポートの近くに IKEA があるので、そこでお昼を食べて少し買い物をしたら、SeaCity Museum に行ってみようと思っていたのですが、Southampton に着いたら、もう2時半。フェリーポートに4時半までに行かなくてはならないので、SeaCity Museum は諦めました。

代わりと言ってはなんですが、IKEA で買い物しながら時間を潰しました。

夕飯も、宿に着いてから食べに行くのも作るのも遅くなりそうだし、「IKEA のホットドッグをテイクアウェイ」で家族3人の意見が一致(笑)

おやつや飲み物も IKEA で購入。ホリデーなのに IKEA って感じですが、フェリーポートに近いし、駐車場も探さなくて良いし、とっても便利。お世話になりました。

 

行けませんでしたが、SeaCity Museum のサイト。タイタニックに関する展示もあるようです。

seacitymuseum.co.uk

 

フェリーの予約時間に合わせて港に移動、いよいよワイト島 Isle of Wight に向かいます。

ワイト島に行くのに、いくつかのルートがありますが、我が家が利用したのは、Red Funnel という会社が運行している、Southampton ⇆ East Cowes のルート。

車ごとフェリーに乗り込み、約1時間の移動です。

出発の30分前までにフェリーポートに行き、係員の指示に従って決められた場所に車を停めて乗船を待ちます。(30分を過ぎてから来ている人もチラホラいましたが、みんな無事に乗船していました)

乗船時間になったら、係員の指示に従って船に乗り込み、船の中でも係員が指示してくれて順番に車を停めていきます。とっても簡単でした。

車を停めたら、ラウンジに移動。船によるのかもしれませんが、ラウンジは2階建てになっていて、2階のみペットも同伴で入れるようでした。

乗船したフェリー。
車はこんな感じで載せられています。

 

 

ワイト島についたら、港から車で15分ほどの宿に移動。

ホテルとは違う今回の宿。暖房は薪ストーブなので、自分たちで火おこしです。

荷物を片付けて、寝床を整えて、夕飯を食べて、シャワー&着替えて、としているうちに眠くなってきて、早々に寝ることにしました。

寝床は、屋根裏にキングサイズのマット&掛け布団、もう一つは簡易マット&寝袋。

子供に簡易マット&寝袋の方を勧めたのですが(笑)、嫌がられたのでキングサイズに3人でぎゅうぎゅうになりながら寝ました。寝不足です、、、。

 

泊まったところは、こんな感じ。
山小屋風ですが、トイレもシャワーも付いています。
トイレは、ポータブルトイレのような作りになっていて、
毎朝処理をしてくれます。
が、普段は水洗トイレの生活なので、
ちょっと落ち着きませんでした。
夜は、星が綺麗に見えました。

 

左:我が家に暖炉は無いので、初めての経験の薪ストーブ。
火おこしや火力の調整など、良い経験になりました。
右:こちらのベッドに家族3人でぎゅうぎゅうになりながら就寝。

 

フェリーのチケットについて

チケットを購入するときに、追加料金で Premium upgrades を申し込むと、乗船&下船が優先されます。追加料金は時間帯によりますが、£9〜13位のようです。

よく読まずに有料ラウンジも使えると思い込んでアップグレードしたのですが、有料ラウンジ利用にはまた別に追加料金が必要です。(12歳以下は、有料のラウンジが利用できないようです。)

乗船&下船共にそれ程時間がかからないので、アップグレードしなくても良かったかなと思いましたが、早くに乗船できるとラウンジで座る場所も景色がよく見えるところを確保できるので、まぁ良かったかなと思いました。

フェリーチケットのお値段は、乗る日や時間帯によって違います。ほぼ1時間おきに運行していますが、ちょうど良い時間帯は売り切れてしまうことも多いので、早めに予約した方が良いようです。

色々調べると、フェリーチケットが少しディスカウントされる方法がありますが、ワイト島で泊まる宿が決まったら、チケットのディスカウントについて宿のオーナーに確認してみると良いかもしれまん。

我が家が泊まった宿のオーナーから、フェリーのディスカウントが必要だったら聞いてねと連絡を頂きましたが、すでにチケットを購入しまった後でした。

また、フェリーチケットと合わせて購入することで、いくつかの施設は入場料金が割引されるようです。

www.redfunnel.co.uk

 

 

2日目

今回のホリデーは、ほとんど予定を決めず、面白そうな所や行ってみたい所をピックアップだけしておいて、どこに行くかはその時の状況で決めることにしていました。

ワイト島の観光スポットを調べると、子供が楽しめそうな施設がいっぱい。

とりあえず、子供が絶対行きたいと言った、「Robin Hill」 と 「Blackgang Chine」という遊園地みたいなところのチケットだけ、事前に購入しておきました。

お値段は、どちらの施設にも入場できるジョイントチケットが事前購入で £45 × 3人分(時期により値段が変わります)、7日間何度でも入退場が可能です。

 

この日はまず「Robin Hill」へ。

robin-hill.com

 

広い敷地内を歩きながら、乗り物に乗ったり、アスレチックを楽しんだり。

鷹やフクロウのショーがあって、大人も子供もなかなか楽しめました。

ここで半日ほど楽しみました。

敷地が広いので、結構歩きます。
右は、1日に数回行われる鷹のショーの様子です。

 

アスレチックコースと巨大滑り台



 

 

次は「ニードルズ(The Needles)」へ。

www.theneedles.co.uk

 

The Needles Landmark Attraction の駐車場に車を停めて、そこからビューポイントまで歩きます。(ここの駐車場から先は、許可された車以外は進入できないようです)

ビューポイントまでは20分くらいの距離で、軽い登り坂ではありますが、しっかり整備されている道なので歩きやすいです。

 

 

 

この岬に、ナショナルトラストが管理している施設「The Needles Old Battery and New Battery」があって、砲台や秘密裏に行った過去のロケットテストの歴史などが見られるようです。

私たちが行った時間にはすでに閉館していて、中に入ることができませんでした。ちなみに、この日の閉館は17時、最終入場時間は16時30分でした。

中がどんな感じになっているのかわかりませんが、ウェブサイトの開館情報を見ると、New Battery の方は土曜日のみオープンであったり、オフシーズンは閉館になっているようです。こちらの施設を目的に来る場合は要確認です。

 

www.nationaltrust.org.uk

 

私たちは行きませんでしたが、The Needles Landmark Attraction 付近からリフトまたは遊歩道で海岸まで降りることができます。そこからボートに乗ってニードル付近まで行くこともできるようです。

The Needles Landmark Attraction のこじんまりとした遊園地も、小さな子供たちには楽しそうです。

 

 

ニードルの景色を堪能した後は宿へ。

この日の夕飯はBBQにしようと、途中スーパーでお肉などを購入。

宿に戻って、いざBBQを始めるも何だか色々うまく行かず、結局ほぼキッチンで焼き上げたお肉が夕食に。

思い描いていたのと違う夕食にがっかりしながら、またぎゅうぎゅうのベッドで早めに就寝。

 

 

3日目

最終日のこの日、フェリーは17時30分の予約なので時間はたっぷりあります。

宿を軽く掃除して、10時のオープン時間を目指して「Blackgang Chine」へ。

 

イギリス最古の遊園地らしい、Blackgang Chine。

blackgangchine.com

 

ウェブサイトを見て子供が一番楽しみにしていたところだったのですが、日本の遊園地に比べると、ちょっと残念な感じ。

しかもメインの遊具が3〜4個しかないのに、この日はそのうち2つが動いていませんでした。

年齢層は、プライマリースクールくらいの子供向けで、それ以上の子にはちょっと物足りないかなと思います。

左:エントランス。
右:エントランスを抜けてすぐの所にある恐竜の森。
シンプルですが、ここが一番ワクワクしました。
ワイト島は、恐竜の化石がたくさん発見されていることで有名なので、
島内の色んな施設に恐竜がいます。

 

左:こんな感じの子供が楽しめそうなものが、施設内にいくつかあります。
中&右:アンダーウォーターキングダムという名前のエリア。
特に面白い仕掛けがあるでもなく、名前負け感が漂います。

 

左:ゴムボートに乗って滑る、巨大滑り台。
これが一番楽しかったのですが、乗り場まで上がっていくのが大変。
大人は、数回でギブアップです。
右:この日唯一動いていた遊園地っぽい乗り物。

 

好みはあると思いますが、我が家の場合は前日に行った「Robin Hill」の方が、満足感が高かったです。

両方の施設とも子供メインの施設とはいえ、大人の入場料もかかるので結構な出費。

「Robin Hill」だけのチケット(この時期の事前購入で £24)で良かったかなと思いました。

3時間ほど滞在して、次はシャンクリン Shanklin に行ってみることにしました。

 

 

移動途中で、何となく立ち寄ったヴェントナー Ventnor という街。

シャンクリン Shanklinに向かう途中にあった街、ヴェントナー Ventnor に立ち寄ってみました。

本当は、この街で遅めのランチをと思ったのですが、休日のため閉まっていたり、ランチは2時までのお店が多く、結局またスーパーでサンドイッチを購入。

ちょっとがっかりしていたら、駐車場近くに行列ができているアイスクリーム屋さんを発見。

夫と子供は、遊園地でアイスクリームを食べたばかりだったので、私だけ並んでアイスクリームを購入しました。

注文を決める前に味見もさせてくれました。
選んだのは「マンゴーとパッションフルーツ」だったかな?
美味しかったです。

 

 

 

目的地のシャンクリン Shanklin に向かいます。

オールドビレッジの茅葺屋根の家並みと崖下のビーチなどが見どころです。

車を停めてブラブラ歩こうと思ったのですが、街中の駐車場が混んでいて駐車スペースがなく、ビーチの方にある駐車場に停めました。ビーチの方も混んではいましたが、駐車場がいくつかあるので、スペースを見つけやすいと思います。

このビーチは崖下にあるので、街まで行くには結構な登り坂を歩かなければなりません。

海岸沿いにエレベーター(多分有料)があって、それを利用して崖上まで行くこともできるようですが、我が家は海岸沿いの景色を楽しみながら、20分ほどかけて歩きました。

ワイト島滞在中ずっと天気が良かったのに、
ビーチを訪れた頃から急に曇り空になってしまいました。
細長い白い建物が、街とビーチをつなぐエレベーターのようです。

 

左:オールドビレッジの街並み。
右:人気のティールーム。ここに入ってみました。

 

今回のホリデー中、お腹が空いたタイミングと外食によさそうな場所が合わず、スーパーで買った物とかを食べていたのですが、最後にこの町の人気のティールームで軽食をとることができました。

左:予約なしで、私たちが通された席。
他にも可愛らしいお部屋がいくつかあり、
なかなか広いティールームです。
右:ガーデンにも席があります。

 

左:子供が選んだ「本日のスープ」
ホームメイドのマッシュルームスープで、とても美味しかったです。
中:夫の選んだ「キッシュ」
こちらもホームメイドでしたが、夫の好みではなかったようです。
右:私が選んだ「クリームティー
ホームメイドのハート型のスコーンとお茶のセットで、
スコーンはプレーンとフルーツを1つずつにしてもらいました。
特別感はありませんが、美味しかったです。

 

イギリスは、日本のような「それぞれの土地の名物料理」みたいのはほとんどないので、今回の旅行で食の楽しみは期待していなかったのですが、さすがにスーパーのサンドイッチばかりでは寂しすぎ。最後に思い出になりそうなカフェに入れて良かったです。

 

ティールームを出た後は、Shanklin を後にして、フェリー乗り場まで30分のドライブ。

Southampton から自宅までは渋滞もなくスムーズで、真っ暗になる前に無事到着し、我が家のワイト島旅行を終えました。

 

 

今回のホリデーでは観光を欲張らなかったので、ワイト島で行ってみたい所がまだいっぱい残っています。

 

ヴィクトリア女王ゆかりの離宮「オズボーン・ハウス(Osborne House)」

www.english-heritage.org.uk

 

Roman Villa

bradingromanvilla.org.uk

 

綺麗な景色の中を歩いたり、綺麗なビーチを訪れたり。

www.nationaltrust.org.uk

www.visitisleofwight.co.uk

 

他にも、恐竜の博物館ダイナソー・アイル(Dinosaur Isle)、蒸気機関車、動物園など、小さなお子さんが楽しめそうなところがたくさん。

時期によっては、色んなイベントも開催されているようです。

大きな島ではないので、目的地までどこも大体30分もあれば着く感じで、移動中の景色は本土の景色とそう変わりませんが、崖の景色が綺麗です。

セルフケータリングの宿で食材などの調達が必要でも、本土とほぼ変わらないスーパーがあるので心配ありません。

我が家は車で移動しましたが、バスで観光場所に移動している方も結構いました。

Plan your journey - Southern Vectis

 

ロンドン近郊から気軽に行ける距離なので、ショートホリデーにちょうど良い感じだと思います。

我が家も、またぷらっと訪れてみたいなと思っています。