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イギリスの薄切り肉

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イギリスのスーパーには、日本で売られているような薄切り肉がありません。

売られているのは、ビーフだと厚みのあるステーキ用、シチュー用の大きめのサイコロ型、ロースト用の塊肉、挽肉など。

炒め物用として、「Strip」というのもありますが、かなり大きめにカットされています。

ポークも大体同じような感じ。

以前、地元のお肉屋さんに薄切り肉を売ってくれないか聞いてみたのですが、お肉屋さんがスライスしてくれた肉の厚みは、私が薄切りと思う厚さの5倍くらいだったので、お肉屋さんで買うのは諦めました。

なので、どうしても欲しい時には、アジア系のお店で買ってくるか、自分で何とかするの2択です。

アジア系のお店にはそう頻繁には行けないので、我が家では必然的に自分でスライスしています。

私のやり方は、「塊肉を少し凍らせてから or 凍らせてから半解凍にして包丁でスライス」です。

お肉用のスライサーなども売っていますが、保管に場所も取るし洗うのが大変そうなので、よく研いだ包丁でスライスしています。

 

こんな感じでしています。

そのままでは薄くスライスできないので、少し凍らせた or 凍らせてから半解凍した状態で、スライスします。

固すぎても包丁が入らないので、無理なくスライスできる状態にするのがポイント。

どちらかといえば、「凍らせてから半解凍」より、「冷凍し始めて半分くらい凍った」肉の方が、切りやすいと思います。

お肉の繊維に対して垂直に包丁を入れるようにすると、食べたときにお肉が柔らかく感じるそうなので、なるべくそのようにスライス。

とはいえ、お肉の形によっては繊維を考慮してカットするのが難しいこともあるので、その辺は臨機応変にやっています。

どちらかというと、ビーフは脂身の多いお肉より赤身のお肉の方が、柔らかいように思います。脂身付近のお肉に筋があることが多く、噛みきれないことがよくあります。

 

 

左:繊維に垂直にスライス
右:繊維と並行にスライス

 

チンジャオロースー用にカット。
これくらいの大きさのお肉も、
イギリスのスーパーでは見かけません。

 

 

ポークはこんな感じです。

ポークベリー(豚バラ肉)
3〜4cm 程の厚みがあります。

 

左:日本の豚バラ風にスライス
右:野菜炒めや豚汁などにちょうど良いサイズにカット

 

 

 

スライスしたお肉で、
ハヤシライス風を作りました。

 

こちらは肉豆腐。
肉の繊維と平行にスライスしたお肉ですが、
かなり薄くスライスしたので、
柔らかかったです。

 

タレに漬け込んで焼肉に。

 

 

日本風のメニューだと、薄切り肉を使いたいことが多いです。

自分でスライスだと、プロのような仕上がりとはいきませんが、我が家ではこんな感じで間に合わせています。